DL頒布にあたって
Twitterでご質問がありましたので、アイシーエスでのDL頒布版はどうしているかをまとめてみます。
頒布委託先の選定・登録
作品の性質によりますが、最近の傾向ですと
- 音楽作品の場合:メロンブックス.comさんやDLSite.comなど
- コスプレROMなどの場合:DLゲッチュさんなど
があげられると思います。
もちろん委託先によって出せる作品に制限があったり売上の支払い方法が異なります。
このあたりを考えて頒布委託先を決める必要が有ります。
サイトへの登録は一般的な登録内容のほか、売上の振込に使う口座の入力があります。サイトによっては後日ログインIDが郵送で送られてくるなどの違いはありますが、基本的には似たり寄ったりと考えていただいてかまいません。
アイシーエスの場合、ドラマCDという作品の傾向から
- メロンブックス.com:売上がいくらであっても末締め20日払い
- DLSite.com:末締め、累積3000円以上ある場合に20日払い
を使っています。
「累積○○円以上」の部分が委託先によって3000円だったり5000円だったりまちまちですので、規約をチェックしておきましょう。
コンテンツの作りこみ
従来CDで出していたものをDLで頒布すると考える場合、その中身については「CDと同一の内容とする」ことが基本になります。
もちろんDL頒布版では内容が一部異なるというのはありだと思います。(うちの場合はジャケットで使ったイラストの原寸画像や台本の一部などを入れたことがあります。)
相手もPCで見ることになりますので、CD版だとできる自動実行を使うことは出来ません。
音楽系作品の場合はトラックリストなどをテキストなどで付属しておくと、相手がプレイヤーなどでタイトルをつける際に役に立つことが多いです。
画集や写真集のようなものの場合、簡易に閲覧できるような仕組み(HTMLや閲覧ツール)をつけておくといいかもしれません。 これは同じような仕組みをCDで使っていた場合はそのまま流用することも可能です。
いずれの場合でも最初に読んでほしい文書をテキスト形式(ノートパッドでつくるアレです)で「読んでね」とか「ReadMe」などの名前にしておくと、読まれる確率が上がります。(これはフリーウエアやシェアウエアなどの文化を踏襲している人が比較的多いことに起因します。)
アイシーエスの場合、音楽CDの作り方になりますが、
Root --+-- Readme.txt +-- Music --+-- Tr1.mp3 | +-- Tr2.mp3 | +-- Tr3.mp3 | ・・・ +-- jakets --+-- 表1.jpg | +-- 表2.jpg | +-- 裏側.jpg | ・・・ +-- omake
などのようにしています。本来のCD本体はMusic内に、ジャケットなどはjackes内に入っています。フォルダ名は自由に決めてかまいませんが、他の方がわかりやすいようにしておくとベターです。
出来たファイル群は一般的なzip形式で圧縮をかけておきましょう。
作品のアップロード・登録・審査
委託先に作品をアップロードして作品詳細を登録することになりますが、この時サムネイル画像などを一緒に登録します。先に用意しておくといいでしょう。これも委託先によって画像サイズが異なりますので、説明をよく読んで作成する必要が有ります。
作品単価もこのときに登録します。委託先によって名称は異なりますが、「卸値」と「販売価格」の違いに気をつけて登録してください。
登録後、委託に適しているかの審査があります。この時、注意しておかないといけない点を挙げておきます。
- 他のPCなどで展開が出来るかどうか
- (音楽作品の場合)ファイルのボリュームは均一になっているか
- (表現によって)適切な修正が入っているかどうか
- サムネイル画像はわかりやすいものか
- (登録情報)特定の作品名を避けてほしいサイトの場合、別の表現の仕方で作品を示せているか
問題がある場合は相手先から修正の依頼が来たり、場合によっては修正してもらえることがあります。作品の性質からその修正が必要かどうか判断する必要が出てくることがあります。
アイシーエスの場合「東方Project」がよく引っかかりますので、あえてこの表現を避けて見る側がわかっている「幻想○○」などのタイトルにしたりしています。(これは原著作者ガイドラインにも沿ったことですが。)
頒布開始
ひとたび頒布が始まれば、たいていの場合メールマガジンなどで頒布開始の案内が入ったりします。
ネットが即売会会場と考えれば、ブログやその他の媒体を使って宣伝などをおこなうもよし、閲覧者が偶然見つけるのを待つもよしと思います。

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